戸建住宅木造・木質化

下石神井の家

民家型構法の第一作。間口の狭い典型的な街なかの敷地に対して、伝統的な町家の手法を応用し、奥の居間・食堂の上に寝室・子供部屋を重ねた居室ブロック、通りに面した玄関・納戸の上に浴室・洗面・便所を重ねた非居室ブロックを、架構内部に設け、拡張余地も兼ねた坪庭を挟んで配置し、騒音の緩和と日照、通風を確保している。

DATA

竣 工
1982
主用途
戸建住宅
所在地
東京都
発注者
個人
構造・階数
木造 地上2階
延床面積
106.8㎡