集合住宅ランドスケープ
茨城県営水戸六番池団地
高度経済成長期の画一的な標準設計からの転換を象徴する準接地型低層公営住宅。各戸の住みやすさの課題に対しては、セットバックテラスとスキップ構成で応え、風土にマッチした景観を生み、コミュニティの場ともなる屋外空間の豊かさの課題に対しては、大小の中庭や路地状の階段を設けるなど、段階的な共用空間の広がりを考慮した。
DATA
- 業務期間
- 1975年
- 竣 工
- 1976年
- 主用途
- 集合住宅
- 所在地
- 茨城県
- 発注者
- 茨城県
- 構造・階数
- 壁式RC造 地上3階
- 延床面積
- 5,319㎡ 90戸
- 受 賞
- 日本建築学会賞・業績部門1978