集合住宅ランドスケープ木造・木質化

諫早市営本野けやき団地

地域住宅計画(HOPE計画)に基づき、自然と調和した棚田の地形と景観に対応し、地元の木材資源と技術資源を活用することを目指した木造公営住宅。大きな擁壁による造成を避け、住棟配置と基礎高の調整により、斜面地形に対応し、各住戸の眺望を確保した。平屋は切妻、2階建は寄せ棟の瓦屋根とし、外壁は真壁漆喰塗りと杉板押縁下見板張りとして、集落的な自然なたたずまいを生み出している。

DATA

業務期間
1990年
竣 工
1992年
主用途
木造住宅団地
所在地
長崎県
発注者
諫早市
構造・階数
木造 地上1・2階
延床面積
1,721㎡ 24戸
受 賞
建設大臣賞1992